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旧 みとぶら

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朱舜水(しゅしゅんすい)像

朱舜水(しゅしゅんすい)1600年~1682年明の儒学者。
明の時代に浙江省に生まれ、儒学を学び将来を嘱望されてましたが、
明が滅ぼされ明朝を回復しようと長崎へ亡命してました。
水戸藩第2代藩主徳川光圀公が小宅生順を介して
舜水を賓師として江戸へ招きました。
舜水の学問は,空論を排し実学を尊び,
その学識は、祭器、養蚕、種痘の処方に及びました。
中でも正式の儒学、釈典の礼法を伝えて、藩士を教育しました。
実用的な学風が水戸藩に起こったのはこの舜水の影響といえます。

朱舜水(しゅしゅんすい)像_b0330744_23271678.jpg

その銅像は市道に面した北見町NTT東日本茨城支店のビルの一角にあります。
ちなみにこの道は国道118号と勘違いされやすいです。
朱舜水(しゅしゅんすい)像_b0330744_23262938.jpg
この近くに、舜水祠堂跡があったのでここに像が建っているのですが、
ここで舜水祠堂講釈と呼ばれる教育が行われ、
藩校の弘道館が出来るまで、彰考館と並び藩の重要な教育機関でした。

ちなみに水戸のオフィシャルな
「水戸の銅像めぐりマップ」
では、道路の表記並びに場所が間違っておりますので
参考にする方は注意してください。

水戸市北見町 2014年8月

by ta-tanchi | 2015-04-25 23:39 | 記念碑、記念像系 | Comments(0)