みとぶら

mitobura.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:旧町名( 14 )

地獄橋の次は極楽橋

頭無~渋井町緑地(土壇場)、境橋(地獄橋)と新川(旧那珂川河川跡)を巡ってたどり着いところは極楽橋です。
b0330744_22594894.jpg
現在の県道に架かる極楽橋横に石碑があることは前回記載しました。

b0330744_23042124.jpg
県道は古くからこのルートになっており、
極楽橋は川に対して斜めに交差して直線的にわたっております。
石碑に「跡」とわざわざあるくらいですので、
今の橋とはおそらく違う場所にあったことでしょう。
昔の橋梁技術で行けば、川に対して斜めに橋を架けることなく、
川に対して直角に交差するように橋を架けたことでしょう。

b0330744_23040470.jpg
この道の旧橋はこの辺りで渡っていたと思われます。
橋の向こう側の道は、
b0330744_23034011.jpg
県道横の斜めに進む小径がきっと旧道でしょう。
小学校が出来る前は直線的に伸びていたと思われ、
かつ、小学校裏にある鹿島稲荷神社辺りで県道の旧道に交わっていたと勝手に推測しております。
b0330744_23040063.jpg
橋の手前側、2枚上の写真の反対側です。
この道路がおそらく県道の旧道だと思われます。これも勝手な推測です。

b0330744_23033540.jpg
極楽の地名は16世紀には名前があった事は前出ですが、
たまたま極楽橋と名付けたんでは?という、
私の見解です(笑)。
今でも、地名とはかけ離れた名前の橋ってありますよね・・・

縁起のいい名前つけただけ・・・。
橋に正式な名称なんて無くて、お坊さんが作ったとかで、
そう呼んでいたらその名前になったってところじゃないかと・・・
そしてその周辺の地名も、字名で極楽となった・・・。

説明になっているでしょうか?


ま、地域の言い伝えでは、
前も書きましたが、
極楽の地名の由来は、
昔,馬に乗っていた殿様の馬がz神社を前に急に進まなくなってしまい下馬し歩いてきたところ、
このあたりで馬に乗ることが出来、「あ~,極楽,極楽」と言ったとか…っていうことからのようです。

ここでツアーで行った地獄極楽ウォーキングは終わってしまいました。
b0330744_23010833.jpg
が、
俗説による極楽の由来の先へ
まだ続きます。


水戸市吉沼町 東大野 2016年6月7月









[PR]
by ta-tanchi | 2017-08-02 07:50 | 旧町名 | Comments(2)

渋井町の地名考察

国道6号線バイパス、茨城交通の浜田営業所そばの浜田十字路の東側、
福徳弁財天の参道の東側は渋井町です。

今回はこの「渋井」の地名について考えていきます。

鎌倉期には渋江という名はあったようです。
この時は信田尻村(信太尻村?)内の地名だそうです。
佐竹時代には渋井村です。

江を示すのは入江のことですね。
海や湖が陸地に入り込んだ地形のことです。
b0330744_08495537.jpg
治水地形分類図2007~2014年版を見てみます。
濃い青の横線はが旧河道です。
薄い緑が氾濫原野、濃い緑が氾濫後背湿地、
黄色は微高地(自然堤防)です。

上の図のちょうど真ん中の黄色の部分から
その下の旧河道とその周りの自然堤防の付近が渋井町です。

那珂川の旧河道域が入江となって湿地になっていたと考えます。

字のとおり、渋井を渋った水が井戸から出ている場所という解釈も有りますが、
「え」がなまって「い」になったと考えるのも筋が通っていませんか?
地形を読み取って書いているだけですので本当のところはどうなんでしょう?

ちなみに吉沼町は
ちょうどUの字になっている旧河道と那珂川の間の地名を言います。

名前の通り、大干ばつでも枯れることのない沼があり、
ヨシ(アシ)が多いことによると伝えられているようです。

b0330744_08494055.jpg
那珂川の旧河道を見ると、那珂台地と東茨城台地の間は堆積平野です。
那珂川の氾濫の繰り返しで、微高地である自然堤防と、
後背湿地が入り乱れております。





[PR]
by ta-tanchi | 2017-07-08 07:01 | 旧町名 | Comments(0)

頭無と首無 の地名考察

頭無は、渋井町の字名です。
頭無は、「あたまなし」ではなく「かしらなし」です。
b0330744_23310849.jpg
1/5万 昭和22年5月30日発行「那珂湊」
です。
現在の地形図を見ても(国土地理院のページから見ることができます
頭無の字名は記載されております。

ちなみに下道や、極楽は名前がなくなってます。

「頭無」という地名がどのあたりかわかる人って
少ないのではないでしょうか?。

b0330744_23215353.jpg
治水地形分類図2007~2014年版を見てみます。
濃い青の横線はが旧河道です。
薄い緑が氾濫原野、濃い緑が氾濫後背湿地、
黄色は微高地(自然堤防)です。


頭無と首無を考察してみましょう。

「首なし」地蔵と本に記載されているのは 網代茂著、水府異聞
「くびなし」と読むわけでしょうか?
「しぶい」という本に小字名「首なし」と書かれておりますが
これも読みは「かしらなし」でしょうね。

頭無も首無も字の意味は同じでかつ、読みは「かしらなし」なんでしょう。
地名は漢字が先ではなく、呼び名に字を当てたので、
何通りかの字は違うとも読みが同じなのでしょう。

だから首でも頭でも、
そういう記載があってもおかしくないと思います。

例えば、酒門は坂戸だったりしたんですよね。見川も箕川だったし。

頭無とは、水源がはっきりしないところ、
水の流入がわからないところ、
という意味の言葉みたいですよ。

上流側が頭となるわけですから、上流がよくわからない場所、
水の流れのスタートが無い場所という意味なのでしょう。

那珂川の旧河道の上流側、
ゆるい斜面の付いた微高地(自然堤防)には水の出所がないけど
その周囲は水がたまるという地形を
治水地形分類図からも裏付け出来ている感はあります。

つづく



[PR]
by ta-tanchi | 2017-06-29 17:56 | 旧町名 | Comments(0)

釜神町の由縁が残っていた?

釜神町の話は以前に書きました。

戦前までは釜神町の由来となった竃神社が
この写真付近の宅地内にあったそうで、
疫病退散霊験をもち、幼児の病気をよく治すと言われ信仰されていたとのことです。
b0330744_14353090.jpg
現在は集合住宅となっております。

よく見ると・・・
祠が!!
b0330744_14353094.jpg
戦前の物ではないでしょうけど、
しっかりと守られているようですね。

水戸市備前町 2015年8月


[PR]
by ta-tanchi | 2016-09-18 11:32 | 旧町名 | Comments(0)

泉町広小路と柳 その2 柳の木が伐採された

以前に泉町広小路と柳 という記事を載せました。
b0330744_23414173.jpg
市立博物館の企画展「みとノスタルジア」の図録より
大正10年の泉町通り、泉町広小路です。

柳の木が泉町広小路のシンボルなのです。

2014年の柳の木です。
2代目の木ですが、泉町広小路のシンボルとして引き継がれております。
b0330744_06392397.jpg
それが1年後の2015年の7月
あれ?
b0330744_23412107.jpg
全然違います。
なんだか元気がなくなって幹も緑色してます。
b0330744_23412237.jpg
病気になってしまったようです。
2016年には、葉が生えることもなく
枯れ木になってしまいました。

どうなるのかな~と思って過ごしてましたが、
今年の7月?に柳の木はなくなってしまいました。
b0330744_23493925.jpg
シンボルの柳の木が枯れてしまい残念なことになってます。


水戸市泉町 2016年7月


[PR]
by ta-tanchi | 2016-09-06 08:24 | 旧町名 | Comments(0)

柳堤/柳堤橋


柵町児童公園の一角に「柳堤」の石碑を見つけました。
b0330744_17240313.jpg
さりげなく石碑はありますが、こういうのもっとアピールしたほうがイイと思います。

旧町名ではないですが、現在柳堤橋として地名が引き継がれております。
橋の上にバス停もありますね。
b0330744_17240828.jpg
柳堤橋は国道51号線の桜川に架かる橋ですが、国が橋を架けたわけではなく、
プレートみると、1970年に水戸市建造なんですね。
橋は市道から国道へ昇格という扱いなのでしょうか?
駅南開発と関係があったのかな?
b0330744_17240665.jpg
ちなみに「水戸の橋ものがたり」と言う本には1966年完成とありますが、
この年に出来たと言う記載は誤りですね。
1967年の空中写真にも橋はありません (ログインしないと見れません)。

さてその柳堤の由来ですが、
それは江戸時代の話、干拓以前の千波湖が大きかったころの話です。

水戸の初代藩主、徳川頼房が
上市と下市の交通の便を考え、慶安4年(1651年)、千波湖中に土を運んで造らせた堤で、
東は水門橋付近、西は東照宮下まで、全長約2キロ半の長さがありました。
この道は新道と呼ばれておりましたが、
通行人は夏の暑さに苦しんだそうですが、元禄になって光圀が、
数百?千?本の柳を植え、日除けの役割を与え、柳堤(りゅうてい)と名づけました。
また、中国西湖の名勝地蘇堤(そてい)を意識したとも言われております。

もしこれが現在も残っていたら、素晴らしかったでしょうね。
柳堤を伝える石碑が最初の写真です。

b0330744_14353019.jpg
ちなみに市立博物館の水戸城模型の湖上の道が新道です。

水戸市柵町・模型だけ大町  2015年8月 10月

[PR]
by ta-tanchi | 2016-06-17 07:48 | 旧町名 | Comments(0)

旧町名が残るもの

小ネタです。
水戸市の旧市街の町名は昭和40~50年代に現在のものに変更されました。

現在、下の写真のように、歴史を伝えるべく旧町名表示柱に記されております。
b0330744_22572894.jpg
旧町名を記しているのは石柱だけではありません。
b0330744_22501467.jpg

b0330744_22494174.jpg
電柱はきっと新しく立て直していても、
表記されている呼び名はされたままです。
鷹匠、黒羽根・・・

皆さんも市内で電柱を見てみると意外な発見があるかもしれません。

水戸市南町 2012年6月


[PR]
by ta-tanchi | 2015-01-14 19:48 | 旧町名 | Comments(0)

泉町広小路と柳

水戸の中心街は泉町です。
泉町という地名は火災が何回かあったので
享保元年1716年に防火の願いを込めて、
水に縁のある泉町にしたことが由来です。

南町との境になるあたり丁度県信の泉町支店の前は、
開けた土地になっており、4車線の50号が5車線あります。
泉町広小路という正式な地名は無いのですが、ここをそう呼んでおります。
b0330744_06392947.jpg
詳しいことはわかりませんが、
憶測の話書きます。
元々ここには堀があって、
道路は狭められており、かつ防衛のため道路は鍵型に曲がっていたところを、
鍵型を解消すべく堀を埋立て道路の拡幅ならびに広場になったのでしょう。

ここには、柳の木が1本あります。
市街地の街路樹としては不自然に1本だけ柳があるのです。

b0330744_06392397.jpg
これはかつてここに大きな柳の木があったことに由来しております。
どこかに書いてあったのを見たのですが、それがどこだったかは覚えておりません。
検索しても出てきませんね。
かつてはこんな感じです。
b0330744_08000451.gif
昔はこんな感じ
水戸市のホームページより拝借しました。

近くの、キムラヤさんの前の柿の木もあそこだけにあります。
あれもいわれのある柿の木なのかしら?

水戸市泉町 2014年7月


[PR]
by ta-tanchi | 2014-11-14 22:40 | 旧町名 | Comments(0)

馬口労町 「若い力」像

末広町2丁目バス停の三角形の地形は、
かつての旧市街地の鍵型道路(枡形道路)の名残です。
この国道に沿って馬口労町と呼ばれておりました。

鍵型道路を解消して出来たスペースには
若い力 の銅像があります。
b0330744_08452486.jpg
これは、
新修道路開通記念で
昭和39年7月31日に建てられたものと台座に書かれております。
後で読もうと思って撮影したのですが、かなり読みにくいですので
細かい内容は記載しません。


今でこそやや狭めの片側2車線道路ですが、
戦災もなかったため、戦後も昭和30年ころまでは、
バスがすれ違うのも大変だった道幅しかありませんでした。

b0330744_08450632.jpg
アーモンドケーキで有名なシュールは、銅像、木の裏の白い建物です。

そして角地には常陽銀行末広町支店があります。
一昔は馬口労町支店だったとのことです。

b0330744_08453888.jpg
この銀行の壁面には、旧町名が書かれたタイルが埋め込まれております。

水戸市末広町 2014年9月


[PR]
by ta-tanchi | 2014-10-21 20:19 | 旧町名 | Comments(0)

鉄砲町

職業人からくる旧町名って思っていたより意外と少ないです。
その中の一つ、鉄砲町。

紀州堀沿いの西側の細長い地域だったので
現在は金町、五軒町、泉町の一部となっています。

そんな鉄砲町の名残として残っているのは、こちらの住宅。
b0330744_00473416.jpg

b0330744_00474989.jpg
この住宅、一部補修しているようで人気を感じませんでした。

水戸市五軒町 2014年4月


[PR]
by ta-tanchi | 2014-10-11 20:36 | 旧町名 | Comments(0)